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Life with Jewelry
Stories
2022.11.25
物には使う人の物語が宿る。ましてや、身につけるものはその最たるもの。いま傍にあるジュエリーは、あなたにとってどんな存在ですか?
生きているうちにやりたいこと。最近知った母のそれは、ピアスをあけること。
時を経て、趣味趣向は移り行くもの。通過点でも構わないけれど、できれば長く、あなたの人生に寄り添わせてほしい。
I’m ready to go out! お気に入りのジュエリーが、私のスイッチ。
あのネックレスをつけたいから、今日はこの服に決めた。
何を贈るかと迷う姿は美しい。相手を思う時間がくれる幸せ。
着けたことがないものに挑戦してみて。発見がありすぎるから。
真新しいソレはまだよそよそしく、その輝きは恋の始まりのように私の心を浮き立たせた。今ではすっかり私の日常に入り込み、私はもう自分がふさわしいかと疑うこともない。時を経て、しっとり艶を帯びたジュエリーは、私の一部になった。ゆっくり、時間をかけて。
嬉しそうに使ってくれるのが嬉しくて。だからまた選びたくなる。
Conversation piece. 話しかけたくなるジュエリー。
初めて、ダイヤモンドを。
ジュエリーは、小さな魔法使いだと思う。
触れるだけで、気持ちを整えてくれる。私のお守り。
ジュエリーをプレゼントするって実はとても難しい。その人のことをちゃんとわかっていないと決められない気がして。でも、考えた分だけ、相手にまた少し近づけているのかもしれない。
ふと鏡に映った自分を見て、やっぱり可愛い、と思える幸せは、大好きなジュエリーのおかげ。
無垢な白に気持ちを預ける。大切な人の幸せを切に願う、あなたの美しい心を表して。
小さなきらめきに誘われ視線を移せば、ふとした仕草が印象に残る。
無口なのに、時に誰よりも雄弁で。いつもの気持ちをギフトに託して。
悩んで悩んで手に入れたもの。それがやがて、あなたのトレードマークになったら嬉しい。
自然が生み出す色は、信じられないほどカラフルで楽しい。
リングひとつ、指ひとつ。ぴったり合うという運命。
好きなものを身につけた時にどこからともなくやってくる無敵感。それが、好き。
ピアスホールの数は好奇心の表れだと思う。横顔から垣間見える、あなたのストーリー。
なんだかうまくいかない日。指にはめた美しいリングの光に救われる。リングは、好きな時に好きなだけ眺められる、唯一のジュエリー。
いつものピアスをつけ忘れた日の、心もとなさよ。
マリッジリングにダイヤモンドを加えていく。私たちの歩みの節目を留める、人生の素敵なアルバムのように。
大地のかけらを、身につける。
Less is More.をいつも胸に。欲しいのは、本当に大切にできるものだけ。
一昨年はネックレスを、去年はリング、今年はピアスにしようかな。誰かのそんな話を耳にする季節。
皆さま素敵なクリスマス、そして年の瀬をお過ごしください。
Text : SOURCE objects
Special Thanks : Yuko Mori(@yukom075)